長沼孝三彫塑館

山形県長井市出身の彫刻家 長沼孝三 氏の作品をご覧になれます。

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長沼孝三彫塑館の作品郡の写真

 長沼孝三彫塑館は氏の生家、丸大扇屋屋敷の一角に建てられています。当彫塑館では、氏の初期から晩年に至るまでの作品を約800点収蔵しています。氏は、リアルを求める西洋的な彫刻ではなく、日本独自の彫刻表現を追求し、その研究の為に、日本全国(一部海外のものを含む)の郷土玩具を約790点コレクションしました。それらも当館にて収蔵しています。

ながぬまこうぞう

長沼孝三

 明治41年、長井市の丸大扇屋と呼ばれた商家に生まれた長沼孝三は、昭和6年に東京美術学校(現東京芸大)を卒業し、昭和初期のモダニズムを彫刻で実験的に表現、現代具象彫刻の先進的気鋭として評されました。その作品では、日本独自のデザイン感覚に根ざしたフォルムを追求しており、母子像に人間愛が、一貫してその底辺に流れています。

略年表

長沼孝三
長沼孝三 1908-1993

1908年 長沼忠兵衛の三男として生まれる

1926年 東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻科入学

1931年 同美術学校卒業

     帝展(現日展)に「インテリゲンチャ」初入選

1941年 聖戦美術展で「英霊」陸軍大臣賞受賞

1942年 文部省美術展(現日展)で「若人が征く」特選受賞

1949年 上野駅前広場に野外彫刻「愛の女神」を制作

1952年 白鷹町畔藤杉沢観音堂に「聖観音」を制作

1953年 群馬県谷川岳の麓に「山の鎮」を設置

1957年 長井小学校に「慈愛」を制作

1974年 長井市民文化会館に「花の長井」制作

1984年 日展の参与になる

1988年 長井橋に「長井橋 昔と今」を制作

1992年 長井市生家に長沼孝三彫塑館開設

1993年 心筋梗塞のため急逝